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電通様|昼休みに社員が自分から集まる 生成AIを活用した決算書研修

電通様|昼休みに社員が自分から集まる 生成AIを活用した決算書研修

導入前の課題

クライアントの決算書を提案の情報源として使う発想がなく、数字や専門用語への心理的ハードルもあった。生成AIは全社導入されていたが、文章作成や趣味レベルの利用に留まり、コア業務に接続できていなかった。

研修内容

生成AIを活用した決算書の読み方(AIを使った決算書の読み方勉強会)。昼休みのオンライン開催で、基礎知識・分析手法・実践演習の30分×3コマ構成。研修後にAI活用ワークブックを配布。

成果・効果

受講後アンケート(4段階)で「研修に参加してよかった」に「そう思う」91%・「ややそう思う」9%、「活用できる」に「そう思う」76%・「ややそう思う」23%、「人に薦めたい」に「そう思う」78%・「ややそう思う」20%。継続参加希望99%(3段階)。

昼休みに、社員が自分から集まりました。

電通様では、クライアントの決算書から戦略を読み解く力と、生成AIを実務で使う力の両方が課題になっていました。Fundaは生成AIを活用した決算書の読み方をテーマに、昼休みのオンライン研修を電通様と設計し、実施しました。決算書にハードルを感じていた若手から中堅のスタッフが何を持ち帰ったのかは、受講後の声に表れています。

企業プロフィール

企業名

業種

研修テーマ

目的

電通様

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生成AIを活用した決算書の読み方

決算書という一次情報からクライアントの戦略を読み解き、電通ならではの提案に結びつける力を養う

導入前の課題

電通様の課題は、決算書側とAI側の二つに分かれます。

決算書側の壁|発想の欠如と数字への拒否反応

電通様のクライアント企業の多くは、決算説明会や中期経営計画で中長期的な注力領域や事業ポートフォリオの変革を示しています。一方、提案の現場では単年の売上や個別案件のKPIといった短期的な成果に意識が集中しがちでした。「提案内容が毎年固定化してしまう」「経営層との対話において、具体的な提案に繋がらない」というギャップが生じていました。決算書という一次情報から戦略を読み解く力を養うことが急務でした。

壁は「意識」と「スキル」の二重になっていました。決算書をクライアント提案の情報源として使う発想自体がなく、専門用語や数字が羅列された資料には「どこをどう読めばいいか分からない」という強い拒否反応がありました。

AI側の溝|概論止まりのAI研修と実務の未接続

電通様ではCopilotなどの生成AIツールが全社的に導入され、経営層からも「AIによる生産性向上」が強く求められていました。それでも利用の中心は「文章作成」や「趣味レベル」。クライアント分析や市場リサーチといったコア業務でAIを戦力にできている社員は、ごく一部でした。

これまでのAI研修は「AIとは何か」「セキュリティ上の注意」といった概論やリテラシー教育が中心でした。「AIの仕組みは分かったが、目の前の業務に、AIをどう使えばいいのか分からない」という状態に陥り、結局AIを使わなくなるケースも散見されました。Fundaはこの二つの課題を一つの研修で扱う構成を、電通様と組み立てました。

研修内容

Fundaの研修では、ヒアリングから研修後のフィードバックまでを次の流れで進めます。

  1. ヒアリング(30分程度)で課題を整理し、事例のテーマ・企業を選定して研修構成を企画します。
  2. 事例をリサーチ・分析して研修資料にまとめ、担当者へ事前に共有します。事後学習教材もこの段階で制作します。
  3. 研修を実施し、質疑応答と研修後のフィードバックを行います。
研修のプロセス振り返り

設計|昼休みに30分×3コマ

多忙な社員でも参加できるように、Fundaは研修をランチタイムのオンライン開催としました。途中参加や途中退室の心理的ハードルを下げるため、構成は「30分×3コマ」です。案内のスライドには「30分単位で学べる構成にしています。1部と2部だけ参加する形式でも構いません」と記しています。告知期間わずか1ヶ月弱で160名以上が参加しました。

受講後の声には「昼帯はMTGがあまりないので助かります。」という時間帯への評価が並びました。

昼休みの時間での開催だったため、他MTGの予定に左右されず参加しやすかった。また、お昼を食べながらでも記憶に入ってきやすい内容だった。

予定があって途中で抜けてしまう場合も、あとからキャッチアップできるワークブックを用意しています。この配慮は受講者にも届いていました。

1時間半ぶっ通しではなく、途中で退室せざるを得なくなっても、後から内容をキャッチアップできるようになっており、気配りが伝わってきた。

移動と重なってしまい一部しか参加できなかったため、録画とワークブックで改めて勉強したいと思います。

30分×3コマのプログラム構成

研修|生成AIを活用した決算書の読み方

研修名は「AIを使った決算書の読み方勉強会」です。生成AIを活用して効率的にクライアントの情報を収集する手法を身につけることをゴールに置き、実践型のカリキュラムとしました。

  • 第1部 基礎知識(30分)|決算書や会計の基礎を解説
  • 第2部 分析手法(30分)|分析・リサーチの実践事例を紹介
  • 第3部 実践演習(30分)|好きな企業で学べる実践ワークショップ

専門用語や数字の羅列に拒否反応があった受講者に向けて、第1部は「株主・投資家情報(IR情報)は情報の宝庫」という位置づけから始めました。テレビやネットなど加工された二次情報と未加工の一次情報を分け、信頼できる一次情報から正誤を確認する必要性を共有しました。

第2部では、分析の悪い例と良い例を並べました。悪い例は「電通グループについて分析する」です。良い例は「電通グループの持続的な売上成長を阻む可能性のある要素を整理し、最も重要となる要素を特定する」です。「分析する」という曖昧な思考を避け、目的と手段を具体的に言語化する重要性を、この対比で示しました。基本のプロンプトは、役割(経験豊富な証券アナリスト)、タスク、入力(決算説明資料)、出力(形式・条件・禁止事項)を細かく条件指定する型です。生成AIを活用した決算書分析は、インプット、分析、アウトプットの3つのプロセスで整理しました。

第3部では、受講者が好きな企業を選び、この型を使って手を動かす実践演習を行いました。

研修内容の教材スライド

進行については「進行のテンポ感がよく、スムーズに理解が進みました。」という声があり、内容の難易度についても次の声が寄せられました。

ハードルを限界まで下げて、受講者がやってみようと思える内容に仕立てられていてとても聞きやすかったです

学んだ内容を、自分の担当業務に引き寄せて語る声もありました。

AIをうまく活用することで、特別な知識・スキルがなくても、決算資料をスムーズに読めるようになるということ。クライアントの事業コンディションなどの把握に大きく割いていた時間をかなり圧縮することができるなと感じました。

担当クライアントの決算書を四半期毎に読み込んで社内レポートしているので、業務効率化に繋がるイメージがわいている。

ご担当者様コメント

電通コーポレートワン ご担当者 半田様のコメント紹介

座学ではなく「実践」だから意識が変わる

正直、ここまで反響があるとは思っていませんでした。通常、会計やファイナンスの研修は『やらなきゃいけないけど、腰が重い』テーマの代表格です。しかし今回は、アンケートで『ためになった』以前に『面白かった』という感想が圧倒的に多かったことが印象的でした。これが何よりの勝因だと思います。

電通の社員は非常にスピード感を重視する気質があるのですが、Fundaさんの研修はとにかくテンポが良い。YouTubeを見るような感覚で、気軽に参加できるのに、学びは『1秒後に使える』ほど実践的。このバランス感覚が、弊社のカルチャーと非常に相性が良かったのだと思います。

電通コーポレートワン ご担当者 半田様

成果・効果

研修後のアンケート結果は次の通りです。

指標

結果

研修に参加してよかったと思うか(4段階)

「そう思う」91%、「ややそう思う」9%

研修で学んだことをこれから働く上で活用できると思うか(4段階)

「そう思う」76%、「ややそう思う」23%、「どちらともいえない」1%

この研修の受講を人に薦めたいか(4段階)

「そう思う」78%、「ややそう思う」20%、「どちらともいえない」2%

本日のような研修に継続的に参加したいか(3段階)

「参加したい」99%、「わからない」1%

設計面の設問では、昼休みでの開催について「そう思う」58%、「ややそう思う」32%、「どちらともいえない」7%、「あまりそう思わない」3%でした。30分×3コマの構成については「そう思う」73%、「ややそう思う」18%、「どちらともいえない」8%、「あまりそう思わない」1%です。

自由記述には、自分の学びから周囲や次の機会へ視線が向いた声が並んでいます。

今まで多くのセミナー等を受講してきたが、はじめて「聞いて良かった!」と思えた

こんな内容、知らなくてこのまま過ごしていたらと思うとぞっとします。この内容、このタイミングでやっていただいて助かります

来年入社する新入社員に対しても、財務の入門という形で聴講をさせたいと感じました。

こういう企画、継続していただけると嬉しいです

アフターフォロー|AI活用ワークブック

研修後の定着を支援するため、Fundaは「AI活用ワークブック」を配布しました。講義内容をその場限りの知識で終わらせない設計です。現場ですぐに使える「プロンプト(AIへの指示文)」や「フレームワーク」を網羅した実践的なハンドブックです。「情報収集手法」や「財務数値の読み解き」など、具体的なシーン向けの生成AIプロンプトを掲載しています。研修後に自席で復習し、受講者が自律的にAIを活用して業務改善のきっかけを探すためのツールです。

AI活用ワークブック

同じ課題をお持ちの方はご相談ください

会計研修に社員が自分から集まるかどうかは、テーマの選び方と時間の設計で変わります。Fundaは、ヒアリングから教材制作、アフターフォローまでを企業ごとの課題に合わせて設計し、まず30分程度のヒアリングで課題と受講者像を整理します。会計や生成AIの研修が定着しない、参加が集まらないといった課題をお持ちの方は、Fundaにご相談ください。

研修の詳細を知りたい方へ

研修の特徴や導入後の効果まで
資料で解説しています

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